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流体に非接触で設置が簡単

  •  水路の上空にセンサを設置するため、設置作業も流体が流れたまま行えます。
     大がかりな工事や、水路内での危険な作業も不要です。
  • メンテナンスコストも軽減

  •  流体に触れないセンサは、基本的にクリーニングも不要です。
     異物の蓄積による故障の心配もありません。
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    デモ器による事前測定を承りますのでご相談ください。

    測定対象: 河川水、海水、上・下水道、農業用水、薬液混合水、冷却水、パルプ水、工業用水、工場排水、処理液/スラリー液など

    概要

    従来品のようにセンサを水中に沈める必要がなく、設置とメンテナンス作業が大幅に改善されます。


    流速の測定には、画期的なドップラ式レーダ波を使用。
    センサから流体への発信波と、液体からの反射波の周波数の変化をもとに、全体の平均流速を算出します。
    水位の測定には超音波式と差圧式を併用し、水位変動の大きな水路などには大型水位センサのオプションがあります。
    また水路が満水になってセンサが流体に浸かる場合には、電磁式センサで流速を測定します。

    「フローダール」には、固定型変換器(MODEL465FL)と可搬型ロガ(MODEL460FL)の2種類があります。
    ともにデータロガとRS232C出力の機能を持ち、固定型には4-20mA、積算パルス、警報の出力機能があります。
    蓄積したデータは、専用のデータ処理ソフト(MS-Windows対応、英語版)でグラフ化することも可能です。

    概要

    測定原理

    原理原則

    ドップラ・レーダ波で検出された流速と、超音波で測定された水位をもとに流量を算出します。

    図の説明

    【平常時の設定は~流速センサ】(レーダ・ドップラ式~流体の平均流速を算出)
    流速測定はレーダ・ドップラ方式です。
    センサからの発信波と流体からの反射波の周波数の違いから、流速を算出します。
    レーダ波は流体の表面に照射されますが、フローダールの独自の技術により、条件の良い環境下では流体の平均流速が割り出されます。
    (必要な場合には、当社で確認、調整を行います。)

    【水位センサ】(超音波式~流体の断面積を算出)
    平常時の水位測定は超音波方式です。
    測定した水位データに、変換器(またはロガ)に入力された水路の形状、大きさを掛け合わせて流体の断面積を算出します。

    【瞬時流量】(平均流速×断面積で自動演算)
    瞬時流量は、算出された平均流速に、流体の断面積を掛け合わせて自動演算されます。

    【センサが水没する場所では~電磁流速センサ】
    センサは一時的な水没には対応可能な仕様となっています。
    センサが水没する場所では電磁流速センサを使用すると、流速の測定が可能となります。
    電磁流速センサを使用する場合、流速検知電極が水路のほぼ上端に位置するように設置します。
    センサが水に浸かると流速は電磁流速センサで実測し、水位は水路が満水になったものとみなして設定された最高水位を維持して瞬時流量を算出します。

    概要

    当社は、デモンストレーション器による事前確認を基本とさせていただいております。
    お気軽にご相談ください。

    機器構成

    概要

    【固定型変換器/可搬型ロガ】
     固定型変換器、可搬型ロガから選択して頂きます。

    概要

    【センサ】
     センサには2つのタイプがあり、どちらかを選択して頂きます。

    概要

    仕様・ダウンロード

    仕様

    概要

    ダウンロード