超音波・バブラー面速式流量計
シグマ950

  • 超音波・バブラー面速式流量計シグマ950シリーズ
  • 水路や配管には、流速計と水位計が一体化した1つのセンサを固定するだけで、セキやフリュームのような大がかりな工事は不要です。
  • 測定方式は流速が超音波ドップラ方式、水位がバブラー圧力方式で、変換器に入力した水路の情報と水位から流体の断面積を割り出し、それに流速をかけて瞬時流量を算出します。
  • 変換器には固定型(BU-F)と電池駆動の可搬型(BU-P)があります。
  • <適応流体>スラッジ、スラリー、汚水、下水、農業用水、河川水、海水、工業用水、その他液を含む水基準の流体。
  • <適応水路、配管形状>円形、U字、正方形、長方形、台形
  • 製品画像

    特長

    「センサ」

    <簡単工事>
    水路や配管には1つのセンサを設置するだけなので、分離型のセンサや、セキ、フリュームなどよりも工事が簡単です。
    <流速センサ:超音波ドップラ方式>
    超音波ドップラ式の流速センサは、液体の中を流れる固形物や気泡などの異物に超音波を照射し、反射波との周波数のちがいによって流速を算出します。
    したがって、エアにも強く、下水道などを含めた異物を含んだ流体の測定に適しています。
     -1.5m/sまでの逆流測定も可能です。
     ※異物を含まない流体の測定はできません。
    <水位センサ:バブラー圧力方式>
    バブラー圧力方式の水位センサは数秒ごとに気泡を噴出し、その時にかかる水圧から水位を算出します。
    気泡は継続して噴出され、またパージの機能もありますので、内部に異物が詰まりにくい構造です。水面を流れる気泡の影響も受けません。

    「変換器」

    <固定型仕様>
    一ヶ所に常設して使用する場合に選択します。AC-DCコンバータを搭載し、100VACの電源で使用します。
    変換器は通常、計装盤内や屋内の壁面などに設置します。2点の4-20mA出力を使用することができ、出力項目は「瞬時流量」「流速」「水位」から選択可能です。
    製品画像
    <可搬型仕様>
    複数の箇所を異動して測定するのに便利です。
    専用の充電池を搭載しており、マンホール内に吊るして使用する事も可能です。
    4-20mA出力は使用できません。
    製品画像
    <記録したデータはPCへ>
    固定型、可搬型ともにデータロガ機能があり、記録したデータは専用ソフトを使用してPCで管理する事ができます。

    仕様・ダウンロード

    仕様ダウンロード

    ■形寸法図