多電極挿入型電磁流量計
メタルマルチマグ
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さらに進化した唯一
多電極挿入型電磁流量計

  • 多電極挿入型電磁流量計「メタルマルチマグ」は満管、清水用の流量計で多点測定方式を採用した唯一の多電極挿入型電磁流量計です。
  • 流速を検知するセンサと、流量などを表示し、信号を出力する変換器の2つで構成されています。
  • MODEL395L(片方向測定のみ)、MODEL394L(双方向測定)の2つのタイプがあります。
  • 不断水で設置ができ、水道施設等に特にお薦めです。
  • 狭いスペースでも設置ができます。
  • 水没が心配なところには水中形センサもあります。
製品画像

概要

マルチマグからリニューアルしたメタルマルチマグは、最大3500Aの配管口径まで対応可能。
センサはグラスファイバー製からSUS製、測定点は最多で5点から8点になりより強く確実な挿入型流量計となって、全国の水道で活躍しております。

概要

測定原理

電磁流量計の測定原理

メタルマルチマグの基本的な測定原理は、「ファラディの法則」に基づく一般的な電磁流量計のしくみと同じです。
電磁流量計は、センサのコイルに電気を流して磁界を作ります。
この磁界を、水などの流体が横切ると、流速に比例した起電力が発生しますので、この起電力を電極で検知して、流量に換算します。

配管断面図による比較
図の説明

メタルマルチマグだけの測定方式〜多点測定

流体を正確に算出するためには、より正確に配管内の平均流速を測定する必要があります。

しかしながら配管内の流速分布は通常、管壁付近では遅く、中心付近では早くなり、また常に一定ではありません。
1点のみの流速を測定する従来の挿入型流量計では、このような流速分布の変化に追従して平均流速を測定することは困難です。
メタルマルチマグはこの大きな問題を解消するため、配管口径によって2~8対の電極で複数ポイントの流速を実測する多点測定方法を採用し、正確に平均流速を算出します。
また超音波流量計では、設置や管壁の状態などが測定誤差の要因となりますが、メタルマルチマグであればそのような心配はありません。
メタルマルチマグは不断水、低コストで高精度の測定を実現します。

比較表

【各種流量計比較表】
電磁流量計
(一般製品)
超音波流量計
(一般製品・時間差式)
挿入型電磁流量計
(一般製品)
多電極挿入型
電磁流量計
(メタルマルチマグ)
長所
  • 測定値の信頼性が高い
  • 不純物を含む流体の測定可
  • 低コスト
  • 断水不要
  • 配管工事不要
  • 低コスト
  • 断水不要
  • 施工スペースが狭い
  • 異口径の配管にみセンサの転用可
  • 低コスト
  • 測定値の信頼性が高い=多点測定
  • 断水不要
  • 現場校正不要
  • 水没対応仕様あり
短所
  • 高コスト
  • バイパス管などの付帯工事が多い
  • 広いスペースが必要
  • 流速分布の乱れから測定誤差が生ずる
  • 低流量の測定では制度が落ちる
  • 古い配管では測定が困難
  • 中口径以上は広いスペースが必要
  • 不純物を含む流体の測定には不向き
  • エアの多い配管には不向き
  • 流速分布の乱れから測定誤差が生ずる
  • 低流量の測定では精度が落ちる
  • 流速が速くなると測定値が不安定になる場合がある
  • 現場校正が必要
  • 不純物を含む流体の測定には不向き
  • エアの多い配管には不向き
  • 不純物を含む流体の測定には不向き
  • エアの多い配管には不向き
  • 異口径の配管にセンサの転用不可

大型センサ

700A程度以上の大口径配管には、一回り太い大型センサで対応します。

不断水・低コスト・高精度!!
後継が大きくなればなるほど、メタルマルチマグは威力を発揮!最大3500mmまで対応します。

  • 口径が大きくて超音波では測定が難しい
  • 従来の電磁では予算にあわない
  • 断水はできない
  • 施工が困難

といった悩みをメタルマルチマグが解消します。

下図のようにビットも小さく出来るため、土木工事も最小限に抑えられます。
なお、旧タイプの大型センタではできなかった逆流測定が可能になりました。
図の説明

MODEL395X

 他の流量計と同様、正確な測定のためにはメタルマルチマグにも充分な直管長が必要ですが、それが確保できない場合にはご相談ください。
「2本のセンサを垂直に交差させて使用する「多電極挿入型電磁流量計MODEL395X」は、配管内の流速分布が大きく偏った場所でも測定が可能です。
ポンプの運転によって流れに偏りができ、また稼働条件によってその偏りが変化する場所などにお薦めします。
機器の構成はセンサ×2本、ケーブルのジャンクションボックス×1ケ、変換器×1台です。
施工やメンテナンスの要領は標準的なMODEL395と同様で、一切の断水は不要です。
対象配管径は300~3500Aとなっています。

<施工例>
図の説明

■推奨取扱店リスト

  • メタルマルチマグ推奨取扱店とは、
  • 「多電極挿入型電磁流量計メタルマルチマグ」の取扱い経験が豊富で、
    施工やメンテナンス等を含めた技術面を安心してお任せできる取扱店です。
    同流量計に特殊技術は必要ではなく、従いまして
    その取扱いについては特定の業者様に限定するものではありません。
    しかしながら、ここに紹介させて頂く推奨取扱店を窓口にすることによって、
    事前の打合せ、仕様の決定・施工・メンテナンス等をより円滑に行うことができるものと思われます


    県名

    社名

    連絡先

    神奈川

    協同電気株式会社

    045-651-1411(本社)

    新潟

    株式会社魚沼電子

    0258-82-1691(本社)

    長野

    中信アスナ株式会社

    0263-33-4460(本社・松本支店)

    三重

    三愛物産株式会社

    059-228-5101(津営業所)

    滋賀

    株式会社 洛南エンジニアリング

    077-561-0039(滋賀営業所)

    京都

    株式会社 洛南エンジニアリング

    0774-22-6357(本社)

    兵庫

    西川計測株式会社

    078-333-0290(関西支社)

    鳥取

    鳥電商事株式会社

    0857-23-4219(本社)