既存施設を有効活用。現場の状況に柔軟に対応。

お客様：B町水道課様 / 配管口径：150A / 用途：配水流量計（電磁流量計交換）

B町水道課様には、150A配管で配水流量計としてご採用いただきました。
ここでは以下のようなメタルマルチマグのメリットが活かされました。

• 限られたスペースに柔軟に対応
• 不断水設置、メンテナンスが可能
• 多点の電磁方式で高精度の測定
• 既設電磁流量計の撤去も不要

このケースはフランジ型の電磁流量計の更新で、現場にバイパス管はなく、また超音波流量計の制度にも疑問があったため、マルチマグの使用が最も有効な手段でした。

そしてこの現場の大きな特徴は、その設置方法でした。
メタルマルチマグのセンサは、通常は真上から垂直に配管に挿入しますが、設置には一定の高さが必要です。
既設ピットは天井が低く、真上から挿入するには高さが不足していましたが、斜めから挿入することで何の問題もなく簡単に設置が完了しました。

このセンサは限られた条件に柔軟に対応でき、いくつかの現場では空中の配管に真横から挿入されています。
ピットの天井部にハンドホールを設けるなどの方法も有効です。
またこのケースでは、既設流量計の検出器を撤去するコストも不要となりました。

メタルマルチマグは既存の施設を有効活用し、コストの合理化も実現しながら、手軽で高精度の流量測定を実現します。

---

B町水道課様 施工例